コミケって、同じ“コミックマーケット”でも「夏コミ」と「冬コミ」で体感がけっこう違うんだよね。
はじめて行く初心者さんほど、ここを知らないまま行くと「思ってたよりキツい…」ってなりやすいです。^^;
しかもコミケは、会場の中だけじゃなくて、行き帰り・屋外待機・屋内外の移動まで含めて「体にくるイベント」になりがち。
季節の弱点を知らないと、せっかくの楽しさより先に疲れが勝っちゃうこともあるんだよね。
逆に言うと、夏冬の違いを知って、自分の弱点(暑さ/寒さ)に合わせて準備できれば、初心者さんでもかなりラクに楽しめます。
ここでいう準備は、気合いじゃなくて「守りの優先順位」を決める感じだよ。

この記事では、夏コミと冬コミの違いを「気候・体調」「待機列」「服装と持ち物」「初心者はどっちが向く?」の順で、やさしくまとめます。
日程や運用は回ごとに変わることがあるので、最終確認は公式案内でお願いしますね。
結論:いちばん大きい違いは「暑さ(熱中症)vs 寒さ(冷え・乾燥)」です

夏コミと冬コミの違いで、初心者さんにいちばん影響が大きいのは「気候」と「体調リスク」だよ。
どちらも会場は東京ビッグサイトで、屋内外の移動や待機がある分、想像以上に体にきます。
なので「会場の中は屋内だから大丈夫」と思うより、外の待機や移動も込みで考えるほうが失敗しにくいです。
屋内に入っても、混雑で体感が変わることがあるのもポイント。
- 暑さが苦手なら:冬コミのほうがラクに感じることが多い(ただし冷え対策は必須)
- 寒さが苦手なら:夏コミのほうが動きやすいことが多い(ただし熱中症対策は必須)
- 体調に不安があるなら:どっちでも「無理しない時間帯・滞在時間」に調整するのがいちばん大事
💡補足:この記事内で出てくる気温・湿度は「平年値(平均)」なので、当日の天気はこれより上振れ/下振れすることもあります。直前の天気予報と、公式の注意事項も合わせて見てね。

「どっちが楽?」よりも、「自分の弱点(暑さ/寒さ)に合わせて準備する」が一番失敗しにくいよ。
夏コミの特徴:暑さ・日差し・熱中症対策が最優先
夏コミは、ざっくり言うと「暑い・蒸す・日差しが強い」条件になりやすいです。
気象庁の東京の平年値(1991〜2020)だと、8月の平均気温は26.2℃、日最高の平均は31.3℃、平均湿度は74%。数字だけでも“しんどそう”って感じるよね。^^;
ここに「人の密集」「アスファルトの照り返し」「風が弱いタイミング」みたいな要素が重なると、体感はさらにキツくなりがちです。
公式でも「補給・休憩・冷却」が強く呼びかけられています
コミケ公式でも、熱中症は危険な状態になりうるとして、水分・塩分のこまめな補給や、定期的な休憩、冷却グッズの活用などが案内されています。
会場内でも人の密集で体感温度が上がる点にも触れられているよ。
初心者さんは「喉が渇いてから飲む」になりやすいけど、夏はほんとに“渇く前に飲む”が強いです。
水だけじゃなく、塩分もセットにすると安定しやすいよ。
夏コミで初心者さんがやりがちなミス
- 「トイレが心配」で水分を控える(公式でも控えないよう注意されています)
- 日焼け止め・帽子を忘れて、待機でダメージが大きくなる
- 体力配分を決めずに歩き回って、後半に一気に崩れる
- 冷却アイテムを持ってても「使いどころが分からなくて温存」しちゃう
- 汗でベタついて、思った以上に集中力が落ちる(結果、迷子になりやすい)
夏は「頑張る」より「守る」意識が大事だよ。
のどが渇く前に飲む、休む、冷やす。

これだけで快適さが全然ちがいます。
冬コミの特徴:寒さ・乾燥・冷え対策(+感染症対策)を意識
冬コミは「寒い・乾燥しやすい」季節。東京の平年値(1991〜2020)だと、12月の平均気温は5.9℃、日最低の平均は3.8℃、平均湿度は56%です。
朝の移動や屋外待機があると、体感はさらに冷えやすいんだよね。
さらに冬は、風がある日だと体感温度がガクッと下がるので、「止まってる時間」前提の防寒が効きます。

首・手首・足首を温めるのは、ほんとに効くよ。
「重ね着」で体温調整できるのが冬の強み
冬は、薄手のインナー+中間着+アウター、みたいに脱ぎ着で調整しやすいのがメリット。
会場内は人が多くて暑く感じる瞬間もあるので、脱げる構成が安心です。
ここでのコツは「厚手を1枚」より、薄手を重ねて調整できるほうが失敗しにくいってことだよ。
暑くなったらすぐ脱げる、が安心♪
感染症対策も“自分を守る”意味でやっておくと安心
冬は乾燥シーズンでもあるので、体調管理はほんと大事。コミケ公式案内でも、感染症に関する注意喚起(いわゆる「3密回避」など)に触れつつ、来場者に配慮を求めています。
💡補足:呼びかけ内容は開催回や状況で表現が変わることがあるので、ここも直前の公式案内で確認してね。
冬は「手先が冷えてお金出せない」みたいな地味な事故が起きがち…(あるある)。

なので、手袋やカイロ、地味に効くよ〜。
比較表:服装・持ち物の優先順位はこう変わります

初心者さん向けに、夏コミと冬コミの準備の違いを表にまとめるね。
| 項目 | 夏コミ(夏) | 冬コミ(冬) |
|---|---|---|
| 気候の傾向(東京・平年値) | 高温多湿(8月:平均26.2℃/湿度74%) | 低温乾燥(12月:平均5.9℃/湿度56%) |
| 最優先リスク | 熱中症(補給・休憩・冷却) | 冷え・乾燥(体温調整/手足の保温) |
| 服装のコツ | 通気性・速乾、日差し対策、着替えも検討 | 重ね着(脱ぎ着できる構成)、首・手首・足首を温める |
| 靴(足元) | 履き慣れたスニーカーが鉄則(通気性重視だとさらにラク) | 履き慣れたスニーカー+厚手靴下や中敷き(地面からの冷えが効く) |
| あると助かる持ち物 | 飲み物、塩分、冷却グッズ、帽子、日焼け止め | カイロ、手袋、マフラー、保湿、のどケア用品 |
| 屋内の過信に注意 | 空調があっても人の熱気で暑く感じることがある(こまめに補給) | 混雑エリアは暑くなることもある(脱ぎ着で微調整) |
持ち物の詳細は、別記事で「夏コミの持ち物」「冬コミの持ち物」みたいに季節ごとのチェックリストを作っておくと、初心者さんは当日かなり安心だと思うよ。
- 「夏コミの持ち物チェックリスト」
- 「冬コミの持ち物チェックリスト」
準備は「全部持つ」より「優先順位を間違えない」がコツ。
夏は飲み物、冬は防寒、ここは削らないでね。
初心者はどっちから行くのがおすすめ?体質別の選び方
「結局どっちがいいの?」って聞かれたら、わたしはこう答えるよ。
暑さに弱い人:冬コミからのほうが合いやすいことが多い
夏は“暑い+人が多い+歩く”が重なるので、暑さが苦手だと消耗しやすいです。
冬は冷えるけど、服で調整しやすいのが救い。
ただし冬も、屋外待機があると一気に冷えるので、手先・足先だけは最優先で守ってね。
足が冷えると、体力の減り方が段違いです。
寒さに弱い人:夏コミからのほうが合いやすいことが多い
冬の屋外待機や朝の移動がつらいタイプなら、夏のほうが動きやすい場合が多いです。
その代わり、熱中症対策だけは絶対にサボらないでね。
「暑さは動けばなんとかなる」って思いがちだけど、夏は休憩の入れ方が勝負です。
屋内に入っても油断せず、補給と冷却のタイミングを作ろうね。
はじめてで不安が大きい人:混雑が少ない時間帯を狙うのもアリ
夏冬どちらでも、早朝から無理に動かない・休憩を予定に入れる・帰る時間を決めるの3つで難易度が下がります。
ちなみにコミケ公式案内でも、徹夜を含む前日からの来場は禁止され、公共交通機関の利用が案内されています。
「今日は何時に帰る」って決めておくだけで、体力も気持ちも安定しやすいよ。
初心者さんほど、予定に“余白”があるだけで勝ちです。
| あなたのタイプ | 合いやすいのは | ここだけは最優先 |
|---|---|---|
| 暑さが苦手 | 冬コミ寄り | 手先・足先の防寒/重ね着で調整/日没前に動きをまとめる |
| 寒さが苦手 | 夏コミ寄り | 補給・休憩・冷却(水分と塩分)/屋内でも油断しない |
| はじめてで不安大 | どっちでもOK | 無理しない時間帯/休憩予定/帰る時間を決める |
初心者さんは「全部回る」じゃなくて、「目的を1〜2個に絞る」だけでも満足度が上がるよ。
体力が残ると、また次も行けるからね。
まとめ:夏は“熱中症”、冬は“冷え”。自分の弱点に合わせるのが正解
夏コミと冬コミの違いは、言い切っちゃうと暑さ対策の夏、寒さ対策の冬です。
東京の気候データを見ても、8月と12月は別世界だよね。
- 夏コミ:補給・休憩・冷却を最優先(公式でも強く案内)
- 冬コミ:重ね着で調整+冷え対策。乾燥や体調管理も意識(+日没が早い)
- 初心者さん:目的を絞って、無理しない動き方にする(帰る時間も決める)
- 夏冬共通:空調を過信せず、現場で「微調整」できる装備にする
- 夏冬共通:足元は想像以上に大事(履き慣れた靴+冬は冷え対策)
夏コミか、冬コミ、実は、どっちからでも大丈夫です。^^
大事なのは「準備で勝つ」こと。

季節の弱点を先に潰して、コミケを気持ちよく楽しもうね。
💡合わせて読みたい
- 「夏コミ暑さ対策」
- 「冬コミ防寒対策」
- 「コミケの持ち物チェック(通年版)」

