コミケが終わったあとって、「最高だった…!」の余韻と、「帰り道どうする…?」の現実が同時にくるんだよね。
しかも閉会後は、駅も電車もお店も一気に混みやすいし、体力もスマホの電池も削れてることが多いです。
なのでこの記事は、「テンションのまま突っ走って詰む」よりも、余韻をちゃんと持ち帰れる動き方に寄せてまとめていくね。

この記事では、初心者さんが迷いにくいように、コミケ後の過ごし方を「帰宅」「戦利品タイム」「アフター」「秋葉原寄り道」「落とし物チェック」の順で、やさしくまとめます。
まずは安全第一:混雑を避ける“帰宅導線”の考え方

📍結論:コミケ後は、テンションが上がっていても帰りの混雑がピークになりやすいです。なので「今すぐ帰る」以外の選択肢も、最初から用意しておくのが安心だよ。
ここだけは本当に大事で、帰りの導線が決まってるだけで疲れ方が変わります。
足が残ってるうちに、ラクな選択をしてね。
帰宅の基本は「公共交通+時間をずらす」
東京ビッグサイト側でも、周辺道路・駐車場の混雑が見込まれるため、公共交通の利用が案内されています。
- りんかい線:国際展示場駅(徒歩約7分)
- ゆりかもめ:東京ビッグサイト駅(徒歩約3分)
「どっちの駅から乗るか」を決めておくだけでも、迷いが減って気持ちがラクになります。

さらに言うと、同行者がいる場合は「どっちで帰る?」の確認を閉会前にしておくと、合流ミスが減るよ。
混雑回避の3択(初心者さん向け)

- すぐ帰る:体力に自信がない/宿が遠い人向け
- 時間をずらす:会場周辺で休憩してから移動(駅の混雑が落ち着くのを待つ)
- 一駅ぶん離れてから:待ち合わせや食事を「会場最寄り」から外す
この3択って、実はどれも正解です。
大事なのは「自分の体力と荷物の重さ」に合わせることだよ。
荷物が重すぎるときの“もう1手”:発送して身軽になる
戦利品が増えると、「秋葉原に寄りたいのに荷物が限界…」ってなりがちだよね。
開催回によっては、会場内で宅配便の搬出受付(発送)が案内されることがあります。
使うなら、場所と受付時間(混雑しやすい時間帯も)を公式の案内で確認してね。
- 閉会に近いほど混みやすいので、使うなら早め行動が安心
- 難しければ、宿の近くやコンビニから送るのも現実的
「今日は無理しない」って決めて発送すると、帰り道がびっくりするくらいラクになります。
“直近開催の例”として知っておくと便利なこと
開催時間や閉会後の流れは回ごとに変わることがあります。
直近の例として、コミックマーケット107は10:30~16:00(企業ブースは日によって延長あり)と案内されています。
細かい変更は公式Web・公式Xで随時案内されるため、当日はそちらの確認が推奨されています。
帰り道って、実はコミケの“最後の山場”なんだよね。
わたしは「駅に着く前に一回深呼吸」を意識してます。
| 困りごと | いちばんラクな対処 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 駅が激混み | 時間をずらす/一駅離れる | 合流は「会場最寄り」から外すと楽 |
| 荷物が重すぎる | 発送(会場内受付がある回も)/宿・コンビニ発送 | 閉会間際は混みやすいので早めが安心 |
| スマホの電池が不安 | 合流場所をスクショ+モバイルバッテリー確認 | “電池切れ前”に連絡が正義 |
帰宅後の戦利品タイム:30分でできる“満足度が上がる”手順
📍結論:戦利品は「撮る→分ける→ひとまず守る」だけで、あとがすっごくラクになります。
ここで完璧に整理しなくて大丈夫。

むしろ、疲れてる日にやり切ろうとしないほうが続きます。
ステップ1:戦利品をざっくり撮影(“記録”が残る)
- 袋から全部出して、床や机に並べる
- 全体写真を1枚(達成感が出る)
- 表紙やパッケージは数点だけアップで撮る
これだけで、「何を買ったか」があとで見返せるようになります。
あとでSNSに載せる人も、この時点で撮っておくと“撮り直し地獄”が減るよ。
ステップ2:3つに仕分け(収納じゃなく“分ける”だけ)
- 本(同人誌)
- 紙もの(ポスター/クリアファイル/ペーパー類)
- グッズ(アクスタ/缶バッジ/キーホルダー等)
本格的な収納は別日に回してOKです(「コミケ戦利品の整理術」の記事で深掘りすると相性いいよ)。
「今日はもう無理!」って日は、仕分けすら完璧じゃなくて大丈夫。

とりあえず作品ごとに紙袋に分けるだけでも、あとで探しやすくて100点だよ。
ステップ3:とりあえず守る(折れ・湿気・擦れを減らす)
- 本は平積みしすぎない(角が傷みやすい)
- 紙ものは重い物の下に置かない
- 小物は袋ごと分けて箱へ(金具の擦れ対策)
戦利品タイムって、疲れててもやりたくなる魔力があるよね…!
でも「仕分けまで」で止めると、次の日の自分が助かります。
SNS投稿はここだけ気をつければOK:トラブルを避ける3つのコツ
📍結論:SNSは楽しいけど、コミケ後は情報量が多いぶん、ちょっとした配慮で安心感が変わります。
投稿は「共有」なので、無理に盛らなくて大丈夫。

気持ちよく残せる形を選ぼうね。
① ネタバレ配慮:中身より「表紙・戦利品の山」で満足感は出る
中身のページを大きく写すより、表紙や戦利品一覧の写真のほうが、見てる側も気軽に楽しめます(作品によってはネタバレが強いこともあるんだよね)。
② 個人情報:奥付・伝票・宛名が写ってないかチェック
机の上って、住所が載った紙が混ざりがちです。
投稿前に一回だけ確認すると安心です。
もし意図せず何か写ってたら、スタンプやぼかしで隠してから投稿しようね。
③ サークルさんの意向:もし注意書きがあれば最優先
撮影や掲載のルールは、サークルさん・作家さん側でお願いが出ている場合があります。
見つけたら、その案内に合わせるのがいちばん気持ちいいです。
SNSは“自慢”じゃなくて“共有”って感じにすると、空気がやさしくなる気がするよ。

初心者さんにもおすすめです。
コミケアフター(打ち上げ)の楽しみ方:段取りだけ決めて自由に遊ぼう
📍結論:アフターは正解がないぶん、「集合」「予算」「解散」だけ先に決めると、あとは全部たのしいです。
コミケ後って、みんな疲労具合がバラバラだから、段取りだけ“軽く”決めておくと優しい空気になります。
集合のコツ:会場最寄りじゃなく「一駅先」もアリ
閉会直後は駅が混みやすいので、待ち合わせを“少し外す”だけで合流がラクになることがあります(無理のない範囲でね)。
予算のコツ:コミケ後は“財布の余力”が人によって違う
買い物量で出費が変わるから、「軽めにご飯」「がっつり打ち上げ」みたいに、選べる形だとみんな幸せになりやすいです。
解散のコツ:帰宅・宿・翌日の予定を最優先に
遠征の人もいるし、体力も消耗してるので、終電や移動は余裕を持って考えるのが安心です。
スマホの電池切れ対策:合流・乗換・連絡の“詰み”を防ぐ
アフターや合流をするなら、意外といちばんの敵はスマホの電池切れです。
会場周辺は電波状況や画面点灯で電池が減りやすくて、気づいたら残量わずか…ってこともあるんだよね。
- モバイルバッテリーは「持ってる」だけじゃなく、残量も確認
- 合流場所は、地図や集合メッセージをスクショしておく(電池節約にもなる)
- もしものために「改札名」「出口名」だけでも、文字でメモしておくと強い
アフターって「語りたい気持ち」を回復させてくれる時間なんだよね。
無理せず、楽しかったところだけ語ろうね。
秋葉原寄り道プラン:時間別モデルコース(2時間/半日)

📍結論:秋葉原は寄り道にちょうどいいけど、コミケ後は疲れてるので“短時間で満足するコース”が向いてます。
秋葉原は楽しいぶん、歩数がえぐいです。^^;
今日は「余韻の日」って割り切ると、満足度が上がるよ。
寄り道前のチェック(ここ大事)
- 荷物が多いなら、まずはロッカーや宿に置く選択肢も考える
- 足が痛い日は、無理に歩き回らない(秋葉原は意外と歩く…!)
- 買い足し目的を1つだけ決める(“目的なし散歩”は疲れやすい)
- 荷物が限界なら、前の章のとおり発送して身軽にするのもアリ
2時間コース:王道だけつまむ(初心者さん向け)
- 秋葉原駅に着いたら、まず飲み物を確保
- 秋葉原ラジオ会館で“今のアキバ感”を浴びる
- 中古・グッズ系を1〜2店だけ見る(深追いしない)
秋葉原ラジオ会館は、観光案内や公式案内でも10:00〜20:00(※フロア・店舗で異なる)と紹介されています。
半日コース:買い物+“聖地寄り”を混ぜる
- ショップ巡り(ジャンルを絞る:同人系/フィギュア系など)
- カフェで休憩(戦利品のメモ整理にも使える)
- 近場のスポットを1か所だけ(疲れない範囲で)

コミケ後は「テンションで買い足し→帰宅してから後悔」も起こりやすいので、買う前に一回だけ深呼吸がおすすめです。
秋葉原まで行く元気がない日:別の“休憩駅”に逃げるのも正解
秋葉原が王道なのはわかるんだけど、疲労困憊の日は「移動しやすくて座れる店を探しやすい駅」で休むのがいちばんです。
たとえば、ゆりかもめの終点「新橋」や、りんかい線で一本の「大井町」あたりでご飯を食べてから帰る、っていう手もあるよ(無理しないのが最優先)。
秋葉原は“全部見る”をやるとHPが溶けるよ…!「今日はここだけ」って決めると、満足度が高いです。
落とし物・忘れ物チェック:コミケ後にやる“現実的な”手順
📍結論:落とし物は、気づいた瞬間がいちばん取り戻しやすいです。まずは自分の持ち物の棚卸しからやってみてね。
落とし物って、気づいた瞬間に心がスン…ってなるよね。
でも、手順が分かってれば落ち着いて動けます。
帰宅したら最初にやるチェックリスト
- スマホ/財布/身分証/交通系IC
- チケット控え・メール(必要な人だけ)
- 購入したもの(袋の底に薄い本が張り付いてないか…)
会場で気づいた場合:当日の窓口へ
コミケット公式の案内では、当日の遺失物は落とし物窓口へ、閉会後の一斉返却は西1階アトリウムで行う、という告知が出た例があります。
コミケ終了後に気づいた場合:問い合わせ期限に注意
終了後の遺失物について、コミケット公式の案内では、所定の方法での問い合わせが案内されています(開催回で期限や扱いが変わる場合があります)。
回ごとに扱いが変わる場合もあるので、困ったら公式Web・公式Xの案内を最優先にするのが安心です。
今の時代に「ハガキ!?」ってびっくりするよね。
でも、ここはコミケの公式ルールとして案内されている方法なので、落ち着いて案内どおりにやるのがいちばん確実です。
まとめ:コミケ後は“余韻を楽しむ準備”をすると、次も楽しくなる
コミケ後の過ごし方は、がんばりすぎないのがコツだよ。
- 帰宅は「公共交通+混雑回避」で安全に
- 戦利品タイムは「撮る→分ける→守る」
- SNSはネタバレ・個人情報・サークルさんの案内に配慮
- アフターは「集合・予算・解散」だけ決める
- 秋葉原は“短時間で満足”が正解(無理なら新橋・大井町で休憩もOK)
- 荷物が限界なら「発送」を検討(開催回の案内を確認)
次は 「コミケ戦利品の整理術」 や、「チケット&入場方法のきほん」 も一緒に読むと、準備〜振り返りまで一気にラクになると思うよ。
さらに余裕が出てきたら、おすすめホテルの選び方や、サークル参加の基本も増やしていく予定なので、必要なときに拾ってもらえたらうれしいです。
コミケの余韻って、ちゃんと整えると長持ちするんだよね。

今日の楽しかった気持ち、ゆっくり保存していこうね。

