「初めてコミケに一般参加するけど、当日なにをどうすればいいのかイメージがわかない…」
そんな人に向けて、このページではコミケ当日の流れを「朝〜夜」まで時系列でやさしく解説していきます。
家を出る前にチェックしておきたいこと、会場に着いてから開場までの待機列の流れ、開場直後〜お昼頃の立ち回り方、夕方〜撤収時間までの過ごし方、帰宅後にやっておくとラクなことまで、ひと通り追いかけられる内容になっています。
とくに初めてだと、「ちゃんと列に並べるかな」「忘れ物しないかな」みたいな細かい不安がポコポコ出てきやすいと思うので、
このページでは「初めてさんが不安に感じやすいポイント」を一つずつ整理しながら一緒に見ていきましょー♪
「とりあえず、当日のイメトレをしておきたい!」という人の、最初の1本目のガイドとして使ってもらえたらうれしいです。

わたしも初参加のときは、当日の流れをざっくり頭に入れておくだけで、かなり心が落ち着いたよ♪
コミケ当日のざっくり流れ
まずは、コミケの1日をざっくり4つに分けてみましょう。
- 家を出る前〜会場到着まで
- 開場待機列(開場まで)
- 開場後〜お昼頃(ピークタイム)
- 午後〜閉会・帰宅まで
もちろん、参加する時間帯やスタイルによって多少前後はしますが、
「だいたいこんな1日の流れなんだな〜」とイメージしておくだけでも、安心感がかなり違ってきます。
| 時間帯 | ざっくりした流れ | 意識しておきたいポイント |
|---|---|---|
| 家を出る前〜会場到着まで | 持ち物・服装・チケットの確認、移動 | 入場チケットの確認/天気・気温チェック/無理のない出発時間 |
| 開場待機列(開場まで) | 列に並んで開場を待つ | 体調管理(暑さ・寒さ対策)/トイレや水分補給/マナー |
| 開場後〜お昼頃 | 一番混む時間帯。お目当てのサークル・企業を回る | 走らない/事前チェックをもとに効率的に回る/こまめな水分補給 |
| 午後〜閉会・帰宅まで | 買い逃しチェック・休憩・アフターの予定など | 疲れを感じたら早めに休む/帰りの混雑を意識した行動 |
ざっくりでも「今、自分は1日のどのフェーズにいるのか」を意識しておくと、体力配分もしやすくなります。
わたしも当日は、この4つの流れを頭の片すみに置きながら動くことが多いです。

最初から細かい時間まで完璧に決めなくても、まずは「4つの流れ」を覚えておくだけで十分です。あとは、当日ちょこちょこ立ち止まりながら、自分のペースで調整していきましょう。
1. 家を出る前にチェックしておきたいこと
家を出る前に、ちょっとだけ落ち着いて準備を見直しておくと、現地でバタバタしにくくなります。
わたしも当日は慌てやすいタイプなので、「出発前チェック」を習慣にしておくと本当に安心でした。
いちばん大事:入場チケット・参加証の確認
近年のコミケでは、一般参加でも「入場チケット」や「リストバンド型参加証」などの事前購入が基本になっています。
まずは、家を出る前に次の点を必ず確認しましょう。
- 自分が参加する日の入場チケット/リストバンドを持ったか
- 【重要】リストバンドは、会場に着く前に手首に巻いておくのがおすすめ
(駅や会場前で慌てないように、家を出る時や電車内で装着しておきましょう。公式から装着タイミングについて特別な指示がある場合は、その案内に従ってください。) - チケットによっては必要な本人確認書類(身分証)があるかどうか
これを忘れてしまうと、そもそも会場に入れない可能性があります。
また、チケット種別によっては本人確認が必要な場合もあるので、念のため免許証や学生証などを持っておくと安心です。
チケットのルールは回ごとに変更されることがあります。
最新情報は必ずコミックマーケット準備会公式のチケット案内ページで確認してください。
「チケットと身分証だけは何度も確認する」くらいでちょうどいいです。

わたしも家のドアを閉める直前に、もう一回だけカバンの中をチェックするようにしています。
天気予報と気温を必ずチェック
コミケは、ほぼ確実に外にいる時間が長いイベントです。
季節によって、気をつけたいポイントがかなり違います。
| 時期 | 気候の特徴 | 特に注意したいこと |
|---|---|---|
| 夏コミ(8月頃) | 猛暑・強い日差し・高い湿度 | 熱中症・脱水症状/日焼け/汗での体力消耗 |
| 冬コミ(12月頃) | 冷たい風・地面からの冷え・長時間の寒さ | 冷えによる体調不良/手足のかじかみ/体力の消耗 |
その日の最高気温・最低気温・降水確率・風の強さは、必ずチェックしておきましょう!
- 「予報より暑かった/寒かった」
- 「風が強くて体感温度が全然違った」
みたいなこともよくあります。
迷ったら、
- 夏コミ:少し涼しめ+日差し・汗対策多め
- 冬コミ:少し暖かめ+風・地面からの冷え対策多め
くらいの感覚で、余裕を持った装備にしておくのが安全です。
天気と気温のチェックをサボると、その日のつらさが本当に変わってきます…。

わたしも天気アプリを見てから服装を決めるようにしてから、だいぶ快適になりました。
持ち物・お金の最終チェック
前日までに用意しておいた持ち物を、チェックリストを見ながら軽く確認するのがおすすめです。
- 現金(千円札・小銭多め)
- スマホ・モバイルバッテリー
- カイロ・飲み物・軽食(季節に合わせて調整)
- カタログ・チェックリスト
- エコバッグ・折りたたみバッグ
- 入場チケット・リストバンド(+必要な場合は身分証)
忘れ物があると、地味に気持ちが削られます。
前日のうちにカバンへ入れておき、当日の朝は「ざっと確認するだけ」にしておくとラクです。
▶︎ コミケ持ち物チェックリスト決定版|初心者が本当に必要なものだけ厳選
▶︎ 冬コミ持ち物リスト|防寒グッズ&冷え対策に特化したチェックシート
とくに現金とモバイルバッテリーは、「持ってきてよかった〜」となりやすいアイテムです。

わたしも毎回、この2つだけは絶対に忘れないよう気をつけています。
服装は「会場外」と「館内」の両方を意識して
コミケでは、
- 外の待機列で長時間じっとしている時間
- 人が密集した館内を歩き回る時間
の両方があります。
冬コミの場合、
- 待機列:とにかく寒い(じっとしている時間が長い)
- 館内:人の熱気で意外と暑い
夏コミの場合はその逆で、
- 待機列:直射日光と暑さがきびしい
- 館内:空調はあるものの、人の多さでムッとした暑さになりがち
といった「温度差」があります。
コツは、
- 重ね着(レイヤー)で調整できる服装にすること
- 「脱ぎにくい超分厚いニット1枚」より、「インナー+薄手トップス+パーカー+アウター」のようにする
ことです。夏コミの場合も、
- 吸汗速乾インナー+Tシャツ+薄手の羽織り
のように、汗をかいたらすぐ調整できる服装がおすすめです。
▶︎ 冬コミの服装ガイド|寒さ&風に負けない重ね着テクと防寒アイテム
外と中で体感温度がガラッと変わるので、「脱ぎ着しやすさ」を意識しておくと本当にラクになりますよ。
わたしも、会場に着いたらすぐ調整できるように、前開きのアウターを選ぶことが多いです。
出発前チェックをちゃんとしておくと、「あ、忘れたかも…」っていうモヤモヤが減ります。
チェックリストを紙でもスマホでもいいので1つ用意しておく安心です♪
2. 会場到着〜開場待機列までの流れ
ここからは、実際に会場周辺に着いてから開場までのイメージです。

駅を降りた瞬間から「コミケだ…!」という空気になるので、ちょっとワクワクしつつも、落ち着いて動いていきましょう。
何時頃に会場へ着けばいい?
初めてのコミケだと、「始発で行かなきゃダメ?」と不安になる人も多いですが、
近年のコミケでは、チケットごとに入場時間帯(午前/午後など)が決まっていることが多いです。
まずは、自分のチケットに書かれている「入場開始時間」や「集合時間」をしっかり確認してください。
そのうえで、ざっくり目安としては、
- がっつり本を買い回りたい人(午前入場など)
→ 指定された入場時間の30分〜1時間前くらいに駅に着くイメージ ※早く着きすぎると、屋外での待機時間が長くなり、体力(と体温)を消耗します。初心者さんは無理のない時間設定がおすすめです。 - ゆるっと雰囲気を楽しみたい人・午後から参加したい人
→ 午後入場チケットを取り、お昼すぎ(12:30〜13:00頃)にゆっくり向かう ※この時間帯なら待機列も解消されており、スムーズに入れることが多いです。
必ず始発以降の時間帯で、無理のないスケジュールを組みましょう。
(詳しくはコミケットマニュアルの禁止行為の項目もチェックしてみてください)
「気合でなるべく早く行く」よりも、「自分の体力とチケットの時間に合わせる」ほうが、結果的に楽しめます。

わたしも早く行きすぎてぐったりしたことがあるので、今は少し余裕を持った時間にしています。
チケットの種類イメージ(例)
回によって名称や仕様は変わりますが、イメージとしては次のような区分があることが多いです。
| チケットの例 | 主な特徴 | 向いている人のイメージ |
|---|---|---|
| アーリー入場 | 一般より早い時間に入場できる/枚数少なめ・抽選や高価格の場合も | 「どうしても欲しい超人気サークル・限定グッズがある人」 |
| 午前入場 | 通常の一般入場。午前中の時間帯に入れる | 本格的に買い回りたい人/早めに会場を楽しみたい人 |
| 午後入場 | お昼以降に入場するチケット。比較的落ち着いた時間帯に入れることが多い | 雰囲気を楽しみたい人/体力に不安がある人/ゆるく参加したい人 |
自分の目的に合ったチケットを選ぶと、当日の満足度もけっこう変わってきます。

わたしも「この日はがっつり」「この日はのんびり」といった感じで、スタイルに合わせて入場時間を考えることが多いです。
駅に着いたら、まず「人の流れ」についていく
コミケ当日は、駅からすでに人の流れができています。
- 国際展示場駅(りんかい線)
- 東京ビッグサイト駅(ゆりかもめ)
など、どの駅を使っても、降りたらほぼコミケ参加者の流れに乗っていけばOKです。
現在の東京ビッグサイトは、「東展示棟」「西展示棟」「南展示棟」の3つのエリアに分かれていますが、
駅からの流れは基本的に同じ方向へ進みます。
案内看板やスタッフさんもいるので、迷ったときは「スタッフさんに聞く」が最強です。
▶︎ 東京ビッグサイト攻略ガイド|行き方・館の違い・休憩スポットまとめ

初参加のときは「この人たち、全員コミケに行くんだ…!」という一体感があって、それだけでテンションが上がりました。
ついて行くだけでも自然と会場に着くので、安心してくださいね♪
待機列に並ぶまで
会場周辺まで行くと、誘導スタッフさんや看板に従って、待機列へ案内されます。
- 早朝に到着した人:
→ かなり長い「外の列」に並ぶことが多い - 少し遅めに到着した人:
→ すでに列が動き始めていて、そのままスムーズに会場入りできることも
スタッフさんの指示に従っていれば、基本的には大丈夫なので、
大きな不安は持たなくてOKです。
このあたりから一気に「イベントに来たんだな」という実感が湧いてきます。
わたしも最初はドキドキしましたが、誘導がしっかりしているので、言われたとおりに動いていれば迷うことはほとんどありませんでした。
「会場にさえ着ければ、あとは流れに乗っていくだけ」と思ってもらって大丈夫です。

分からなくなったら、遠慮せずスタッフさんに聞いてみてくださいね。
3. 開場待機列の過ごし方|寒さ・暑さ対策とマナー
開場前の待機列は、季節を問わずいちばん体力を削られやすいゾーンです。
ここをどう乗り切るかで、午前中の元気さがかなり変わってきます。
待機列での基本マナー
- 列は勝手に抜けたり、割り込んだりしない
- トイレに行きたいときは、近くの人に一声かけてから
- 大きな声で騒がない・周りの人の迷惑になる行為はNG
- ゴミは必ず自分で持ち帰る
- スタッフさんの指示には必ず従う
「わからないことがあったら、スタッフに聞く」が正解です。
ルールを守っていれば、初心者さんでも全然怖くありません。
待機列はみんな同じ条件で待っている場所なので、ちょっとした気遣いがすごくありがたかったりします。

わたしも声をかけてトイレに行ったり、逆に声をかけられたりしながら、ゆるく助け合うことが多いです。
体調管理(寒さ・暑さ)対策のポイント
待機列では、ほとんど動かずに長時間過ごすことになります。
季節ごとのポイントをざっくり押さえておきましょう。
| 季節 | 対策の例 |
|---|---|
| 冬コミ |
|
| 夏コミ |
|
▶︎ 冬コミ待機列の寒さ対策|足元・手先・腰まわりを守るテクニック
▶︎ 冬コミのカイロ活用術|何個必要?貼る場所とおすすめの使い方
待機列での寒さ・暑さ対策に手を抜くと、その後の館内でヘロヘロになりがちです…。
わたしも「ちょっと大げさかな?」くらいの装備で行ったときのほうが、結果的に快適に過ごせました。
待機列は「がんばりどころ」ではなく「いかに体力を温存するかの時間」だと思ってもらうといいかな、と思います。

ちょっと過保護なくらいの防寒・暑さ対策でも、コミケではちょうどいいくらいですよ。
4. 開場直後〜お昼頃|ピークタイムの回り方
ここからが、いよいよコミケ本番という感じの時間帯です。
テンションも上がりますが、人も一気に増えるので、落ち着いて動くのがポイントですよ。
開場の瞬間は「走らない」が鉄則
コミケ開場のアナウンスが流れると、一斉に列が動き始めます。
- 走るのは絶対NG
- スタッフさんの指示に従いながら、ゆっくり歩いて進む
「開場ダッシュ」は昔のイメージが強いですが、
今はかなり厳しく注意される&危険なので、絶対にしないようにしましょう。
焦らなくても、ちゃんと順番は回ってきます。
わたしも「欲しい本があるときほど落ち着いて歩く」を意識していて、そのほうが周りの人にも優しくなれます。
館内に入ったら、まずは「一呼吸」
館内に入ると、
- 人の熱気で意外と暑い
- 音や人の多さで、軽く圧倒される
という人も多いです。
- 一度アウターを脱ぐ
- 水分を少し飲む
- 持ち物を軽く整える
など、数分でいいので「落ち着く時間」を取ると、その後がかなりラクになります。
わたしも館内に入った直後は、通路の端などで一旦立ち止まって、服装と荷物を整えてから動き始めるようにしています。

その数分で、だいぶ気持ちに余裕ができますよ。
回り方のコツ
事前に「行きたいサークル・エリア」に目星をつけておくと、かなり動きやすくなります。
- 事前にチェックしたサークルから回る
- 企業ブースに行きたい場合は、待機列や整理券の情報を確認
- 無理に全部見ようとせず、「今日はこのエリアだけ」と割り切るのも大事
▶︎ コミケ完全ガイド|初めてさんから常連まで役立つ“アニオタくらぶ”まとめページ
▶︎ コミケの企業ブースの楽しみ方|限定グッズの買い方と並び方のコツ
「全部回らなきゃ!」と思うとあっという間に疲れてしまうので、
わたしは事前に「絶対行きたいところ」と「行けたらうれしいところ」を分けておくことが多いです。
優先順位をつけるだけで、動き方がすごく楽になりますよ。
スマホの電波が弱いこともあるので、オフライン準備を
コミケ会場や待機列の場所によっては、スマホの電波がつながりにくいことがあります。
公式の案内でも、通信環境が不安定になる可能性があるとされています。
当日慌てないように、次のような「オフライン前提の準備」をしておくと安心です。
- Webカタログやマップ、チェックリストはスクショや紙でも持っておく
- 友達と参加する場合は、あらかじめ「◯時に◯ホール入口あたりで合流」など、ざっくり待ち合わせ場所を決めておく
- 連絡がつかない前提で、最低限の行動方針を共有しておく
会場で「通信が重くて地図が開かない…」というのは、本当によくあるパターンです。
わたしもチェックリストをスクショしておくようになってから、かなりストレスが減りました。

ピークタイムは「全部楽しもう」とするより、「ここだけは押さえる」を決めておくのがおすすめです。
推しのスペースや絶対ほしい本だけでも無事ゲットできれば、かなり満足度は高くなりますよ。
5. 昼〜午後の過ごし方|休憩と「ほどほど」を大事に
お昼頃〜午後にかけては、「どこまで頑張るか」のバランスが大事な時間帯です。
つい夢中になって歩き回りがちなので、意識的に休憩をはさむようにしてみてくださいね。
こまめに休憩をはさむ
コミケは、知らないうちに体力を消耗しているイベントです。
季節に関わらず、
- 少し疲れてきたな…と思ったら、早めに休憩
- 館内の休憩スペース・ロビー・カフェなどを活用
- 座って飲み物を飲むだけでもかなり回復
を意識して、「もうちょっとだけ」と無理をしすぎないようにしましょう。
▶︎ 東京ビッグサイト攻略ガイド|行き方・館の違い・休憩スポットまとめ
わたしも一度「もう少し頑張ろう」と歩き続けて、あとでどっと疲れが出たことがあります。
ちょっとでも「疲れたかも」と思ったら、早めに座って水分をとるくらいがちょうどいいです。
お昼ごはんはどうする?
- 館内の飲食スペースや売店を利用する
- 外のコンビニ・飲食店を使う
- 持参した軽食でサクッと済ませる
どれでもOKですが、混雑する時間帯(12時前後)は列が長くなりがちです。
時間をずらして食べると、少しラクに動けます。
わたしは「早めに軽く食べる」「ピークを外して食べる」どちらかにすることが多いです。
お腹が空きすぎると集中力も落ちるので、無理に我慢しないのが大事ですよ。
午後は「もうちょっと周りたい気持ち」と「そろそろ疲れが出てくる体力」の攻防戦になりがちです。

途中で一回、自販機前や休憩所で「今日はあとどこ回る?」と自分会議するの、けっこうおすすめです。
6. 閉会前後〜帰宅までの流れ
夕方〜閉会にかけては、会場の空気も少し落ち着いてきて、「今日も一日終わるなぁ」という雰囲気になってきます。
最後まで無理せず、自分のペースで動きましょう!
閉会の拍手
コミケの最後には、スタッフさんのアナウンスとともに「拍手」で終わるのが定番です。
(もちろん、絶対にしなければいけないわけではありません。)
この時間帯は、
- 館内から出る人
- まだ残っている人
が入り交じるので、人の流れに注意しながらゆっくり移動しましょう。
閉会の拍手の雰囲気は、毎回ちょっとグッとくるものがあります。
参加できたことへの感謝も込めて、わたしはその場の空気を静かに味わうことが多いです。
帰りの混雑に気をつける
閉会直後〜しばらくは、駅がかなり混雑します。
- 少し館内で休んでから帰る
- 時間をずらして、周辺で軽くご飯を食べてから帰る
など、「混雑のピークにそのまま突っ込まない」のも一つの手です。
▶︎ コミケ後の過ごし方|戦利品タイムからアフターの楽しみ方・秋葉原寄り道プラン
わたしも混雑が苦手なので、閉会直後はあえて少し時間をつぶしてから駅に向かうことが多いです。
体力が残っていれば、アフターでご飯に行くのも楽しいですよ。
「最後までいなきゃいけない」なんてルールはないので、しんどくなったら早めに帰るのも立派な選択肢です。

コミケは継続して楽しむイベントなので、「次も来られるように帰り方も大事にする」がわたしのおすすめスタンスです。
7. 帰宅後にやっておくとラクなこと
コミケから帰ってきたら、できればその日のうちにやっておきたいことがいくつかあります。
- まずは手洗い・うがい・シャワーでスッキリする
- 水分をとって、軽くストレッチをする
- 戦利品(本・グッズ)をざっくり分類しておく
- スマホの写真やメモを見返して、「次回への反省点」をちょっとメモ
▶︎ コミケ戦利品の整理術|同人誌・ポスター・グッズの収納アイデア
翌日まで何もせずに放置すると、戦利品の山がカオス化しやすいので、10〜15分だけでも手をつけておくと、あとがかなりラクになります。
わたしも「今日はもう無理…」と思いつつ、せめて本だけはジャンルごとに分けておくようにしています。
ほんの少し片づけておくだけで、あとから読み返すときのワクワクが続きやすいですよ。
帰宅後って一気に「祭りのあと」感が来るんですけど、そのタイミングでちょっとだけ片づけると、明日以降の自分が助かります。
戦利品を並べて写真を撮るのも、いい締めの儀式みたいでおすすめです。
8. 初めてのコミケでよくある不安Q&A(ざっくり版)
ここでは、初参加の人からよく聞く不安を、ざっくりQ&A形式でまとめておきます。
わたし自身も最初は同じようなことを心配していたので、「あ、自分だけじゃないんだ」と思ってもらえたらうれしいです。
Q. 一人参加でも大丈夫ですか?
まったく問題ありません。
コミケは一人参加の人もたくさんいます。
- 自分のペースで回れる
- 友達と予定を合わせなくてOK
など、むしろ一人のメリットも多いです。
▶︎ コミケ一人参加は怖くない|ぼっち冬コミを安全に楽しむコツ
わたしも一人参加のことはよくありますが、「気をつかわずに好きなところを回れる」のはかなり気楽です。
現地での過ごし方さえ決めておけば、一人でもしっかり楽しめますよ。
Q. 初参加で「これだけは気をつけておいた方がいい」ことは?
- 前日はちゃんと寝る
- 無理な時間帯(始発より前の徹夜待機など)に挑戦しない
- 水分と休憩をサボらない
- スタッフさんの指示に従う
この4つを守るだけでも、だいぶトラブルを減らせます。
▶︎ コミケでよくある失敗談まとめ|初心者がやりがちなミスと回避法
「体力」と「ルール」を軽視すると、せっかくのイベントがしんどい思い出になってしまいがちです。
わたしもこの4つは、今でも参加前に自分に言い聞かせています。
不安があるのは、「ちゃんと楽しみたい」って思っている証拠なので大丈夫です。
全部完璧にこなす必要はないので、このQ&Aをざっと眺めて「最低限ここだけ押さえよう」くらいの気持ちでいてもらえたらな、と思います。
まとめ|「完璧じゃなくていい」から、まずは1回行ってみよう
初めてのコミケは、不安も多いと思います。
- 服装はこれで大丈夫かな…
- 当日、ちゃんと列に並べるかな…
- 一人で行って浮かないかな…

でも、完璧な準備ができていなくても大丈夫です。
大事なのは、
- ルールとマナーを守ること
- 無理をしないこと
- わからなければスタッフさんに聞くこと
この3つだけです。
この記事で、コミケ当日の大まかな流れのイメージがつかめたら、次はより詳しい準備や季節別の対策の記事も、あわせて読んでみてくださいね。
コミケ全体の情報をまとめて見たい人はこちら
▶︎ コミケ完全ガイド|初めてさんから常連まで役立つ“アニオタくらぶ”まとめページ
冬コミに参加する人はこちら
▶︎ 冬コミ完全ガイド|服装・持ち物・寒さ対策から当日の歩き方まで
あなたの「初めてのコミケ」が、ちょっとドキドキしつつも、思い出に残る楽しい1日になりますように。
わたしも会場のどこかで、同じ空気を吸いながら楽しんでいると思うので、ぜひ自分のペースで満喫してきてくださいね。
コミケは一度行ってみると、「あ、こんな感じなんだ」と一気にハードルが下がります。

最初の1回は“下見”くらいの気持ちで大丈夫なので、緊張しすぎず、自分なりの楽しみ方を少しずつ見つけていってもらえたらうれしいです。

